SKD61シャフトへのガンドリル&旋盤加工
SKD61のシャフトへのガンドリルおよび旋盤加工です。加工内容は大したことはありませんが、φ3.0x170mmの止まり穴が20ヶ所加工されており、旋盤加工後のガンドリル穴と外径との肉厚が1.2mmしかありません。(ちょうど写真奥の軸部分です)設計上肉厚のほとんどない加工が来たときには、どうして、こんな設計をするんだろうといつも考えてしまいます。
素材中心への加工であれば、170mm程度では0.1程度しか曲がりませんが、偏心穴で肉厚バランスが悪いときには、そうはいきません。加工の手順を間違えると、ビックリするほど曲がることさえあります。このような、ちょっと面白いガンドリル加工も得意としています。