A5083ロングシャフトの加工
おはようございます。本日は朝から生憎の雨です。しかし、最近ご機嫌で気持ちはなぜか晴れ晴れです。今日も一日頑張っていきましょう。今日もマジメにブログの更新です。最近、弊社の複合旋盤リーダーのYT先生なのですが、加工の腕が神がかってきました。まずは写真をご覧ください。
A5083という材料をご存じでしょうか?
A5052、A5056などは良く使われる方も多いと思いますが、A5083という丸棒材料があるのです。弊社ではA5083の板形状へのガンドリル加工を依頼される。ことがありますので加工実績はあるのですが、それほど経験値が多いわけではありません。ちなみに、A5083は非熱処理型のアルミ合金である、1000系、3000系、4000系、5000系の中では最高の強度を持つ材料なのです。
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今回のガンドリル加工について
その材料に対して外径旋盤加工、ネジ切、割り、タップ等が複数あるのですが、写真を見て頂くとわかるように長さが640mmもあるにも関わらず、外径がものすごく細い!!外径公差が±0.1あるので、何とかすると言ってくれたYT先生。戦場へ旅立つ戦士のよう・・・行ってらっしゃいm(_ _)mそれよりも、材料が長いため装置との干渉が発生して、後工程のマシニング加工が相当大変なことが発覚!インデックスが使えない・・・「ん~」と悩んでいると、「全部複合旋盤でやりますよ」とYT先生から御言葉が。「できるんですか?」と確認したら、「もともと、そのつもりでした」とさらっと回答が。
\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?えぇ!マジですか?やってくれるの?やっちゃうの?じゃあ、お願いします♪
でも、そもそもあんな細くて、長いやつできるのか?強度もないんだけど・・・それどころか実は、、、研磨も長すぎてできないって断られたんだけど。。。どれぐらいの時間が過ぎたでしょうか。「できましたよ」とYT先生から御言葉が。もう、現場は騒然。「すげぇ!」「納品するの勿体ない!(それはあかんやろ)」写真も撮ったけど、長すぎて私の腕ではフォーカスが合わん!とまあ、どんどん限界領域を拡げていくYT先生。いつかYT仙人になったら、また報告します。今日も長くなっちゃいましたが、次回もアルミ系材料で複雑なやつがもう1点ありますのでそれを更新する予定ですw それではまた!
ガンドリル加工で世界一をめざしています!
私たち株式会社 不二新製作所は、細穴加工において、ガンドリルマシン・BTAマシン・CNC複合旋盤を複数台設置、徹底した工程の効率化と高度化を図っています。高品質・短納期で提供できる仕組みを確立、それにより、国内だけでなく、世界中から寄せられる様々なニーズに、対応させていただいております。
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