金属加工コラム
金属加工は数千年の歴史があります。諸説ありますが、太古の金発掘が金属加工の始まりといわれ、飛行機や船といった大掛かりの金属加工や、銅像や車といった中程度の加工、スマホや硬貨といった…
切削加工を通して、技術の向上を目指す「切削加工ドリームコンテスト」2004年にスタートして以来、順調に回を重ねています。この第10回コンテスト(2014)で出品した当社作品をご紹介します。
まずはNC複合旋盤で、ガンドリルマシンの装置部品を作り変えて組み込みました。それと同時に、マシニングセンタにてワーク固定時に反りを出さず、また切削熱を吸収できるような治具を考え製作し、最後にガンドリルの刃先状態(研磨角、逃げ量)を調節するなどして、一つづつ問題を解決して完成させました。
リブの厚みはすべて1.5mm、太枠部分は0.5mm幅、中間の細い部分は0.24mmで設定。平面削りを除き、掘り込みはすべてΦ0.5mmのエンドミドル1本で加工を行いました。加工の後半では切削液の重みでもたわみが発生するため、加工の前半、中盤、後半で加工条件などを変えたりと、職人要素の強い加工が要求されました。また、エアタービンスピンドルを独自に搭載することで、主軸の回転速度を最大で約70,000minまで高めることが可能となり、高性能な工作機械と比較しても遜色のない加工が実現できました。
穴間ピッチが2.2mmで、使用したドリルがΦ1.8mm、肉厚が0.4mmしかないため、加工条件や熱拡散を意識したワークランプ方法と、穴の加工順が大きなポイントとなりました。さらに熱拡散を意識した治具をマシニングセンタ(DURA VERTICAL 5080)にて製作し、最後にガンドリルの刃先の研磨状態を変えたりするなどして、細心の注意を払い加工を行いました。
私たちが得意とするのは、ガンドリルマシン・BTAマシンによる細穴加工と深穴加工です。弊社ではガンドリルマシン・BTAマシン・CNC複合旋盤を複数台設置、徹底した効率化と高度化を図り、国内外からのニーズにお応えしています。
また、人材育成とガンドリル・BTA周辺装置更新を積極的に行い、社内生産効率を大幅アップに成功し、材料手配から納品までをより高品質・短納期対応可能な仕組みを確立しました。
金属加工は数千年の歴史があります。諸説ありますが、太古の金発掘が金属加工の始まりといわれ、飛行機や船といった大掛かりの金属加工や、銅像や車といった中程度の加工、スマホや硬貨といった…
溶接のことなら株式会社無双にお任せ下さい!ステンレス・アルミから、鋳物・チタン等の特殊金属まで、金属溶接・機械加工を高品質・短納期で対応いたします。図面1枚で材料手配から完成まで…
ガンドリル加工やBTA加工についてのお問い合わせは、お電話か下記のメールフォームよりお願いします。ガンドリル加工やBTA加工の材料となる金属材の手配から、ガンドリル加工やBTA加工まで一貫生産をより高品質・短納期で金属加工ができる仕組みを確立しています。他社で「できない」と断られた難しいとされている金属加工(ガンドリル・BTAなどの深穴加工や細穴加工)もぜひご相談ください!お問い合わせは、お電話か下記のメールフォームよりお願いします。
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