ガンドリルで使う切削油とは?

ガンドリルで使用する切削油とは「せっさくゆ」と読み、ガンドリル加工やBTA加工で行う細穴加工や深穴加工を行う際に、使われる潤滑油です。金属加工で切削油を使う目的は3つです。ガンドリル加工などで使用する、工具と加工ワークの間に油の膜を作ることで「潤滑」、「冷却」、「洗浄」の役割を果たします。

ガンドリルの切削油効果1『潤滑』

ガンドリルの切削油効果1『潤滑』ガンドリル工具と加工物の間や、ガンドリル工具と切粉切の間に浸透してくれるので、摩擦量を減らすことが出来ます。この効果のおかげでガンドリル工具自体の摩耗が減少するほか、様々なメリットがあります。


■ ガンドリル工具の寿命が大きく伸びる
■ 加工を行う加工面が良質な仕上げになる
■ 摩擦で起きる温度上昇が回避出来る

ガンドリルの切削油効果2『洗浄』

ガンドリルの切削油効果2『洗浄』ガンドリル加工中に発生する切粉を流し落とし、洗浄してくれます。切粉を確実に洗い流してくれるため、ガンドリル加工中のトラブル防いでくれます。この効果のおかげでガンドリル工具自体の摩耗が減少するほか、様々なメリットがあります。


■ 加工物への付着でワークの傷を防止
■ 積もった切粉による加工不良の防止
■ つまりが原因で起きる工具の折れ防止

ガンドリルの切削油効果3『冷却』

ガンドリルの切削油効果3『冷却』ガンドリル加工中は、600~1000℃ にものぼる発熱を抑えます。とくに熱伝導率の低いステンレスなどのワークは、熱が逃げにくく高温になります。この効果のおかげでガンドリル工具自体の摩耗が減少するほか、様々なメリットがあります。


■ 工具の熱変形が減る為、工具の寿命拡大
■ ワークや工具の熱変位を防ぐ為精度安定
■ 高速加工が実現

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不二新製作所では、この問題に早くから取り組み、平成10年末から切削油を切り替えるための試験を繰り返し、平成12年のJIS改定に合わせ、非塩素系切削油に完全に切り替えました。切削油剤には大きく分けて二つの種類があり、潤滑作用を主目的とし、原液で使用する「不水溶性切削油」と、冷却作用を主目的とし、水に希釈して使用する「水溶性切削油」があります。

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