金属加工コラム
金属加工は数千年の歴史があります。諸説ありますが、太古の金発掘が金属加工の始まりといわれ、飛行機や船といった大掛かりの金属加工や、銅像や車といった中程度の加工、スマホや硬貨といった…
当社のガンドリル加工・BTA加工は、鉄、アルミ、銅、非鉄金属だけではありません。樹脂をはじめ、一般的に難しいと言われている特殊材料の深穴加工・細穴加工も可能にしております。四角形や六角形などの形のものや、丸物で穴の位置が真ん中でないもの、加工径が非常に小さくて難しいものにも、自社で独自に開発したガンドリルマシン・BTAマシン、その他の周辺装置(CNC複合旋盤、マシニングセンタ、専用工具研磨機等)で対応しております。まずは当社で施工をした深穴加工・細穴加工を中心としたガンドリル加工・BTA加工のサンプルをご覧ください。
材質はSUS304で、外径は細い部分でφ15程度ですが長さが300L近くもあり、また反対側の先端にはM6が24mmもありました。内径φ2.0とφ7.0のガンドリル加工の同軸を出してくださいとの要求があり、思ったよりもシビアな製品の深穴加工でした。シャフトの加工には定評のある弊社のガンドリル&旋盤加工を是非一度ご利用ください。
SCM415加工品へのガンドリル加工。φ6x420L貫通を6ヶ所(均等配)でガンドリル深穴加工するだけなのですが、外径が加工されており、ワークの芯出しに苦労しました。
内径もφ14で加工後にねじ加工されているので、切削熱のバランスが悪く、経験上おそらく外側へ曲りやすくなると判断しました。
材質はSCM440調質材で外径はφ142で長さは330L程度のサンプルです。素材を黒皮状態から中心にBTA加工にてφ40貫通後、穴芯にて旋盤加工。その後、周辺に6ヶ所、φ20の貫通穴をがんドリル加工で深穴加工しております。
ピンの先端はφ6。その先端ぎりぎりまでφ4.0のガンドリルで加工し、さらに同軸を確保して、同じくφ8.0のガンドリルで段付き深穴加工を行っています。外径に対する内径の振れ量は、棒形内径マイクロで測定したところ、全数0.02以内でした。このような複雑な形状に対するガンドリル加工にも対応しております。
SKD11の角材へφ3~φ12まで1mmずつ径を変えて、ワークの上・中・下と3ヶ所ずつ貫通深穴加工。弊社はダイス鋼への加工は非常に得意としており、特にφ3、φ4、φ5、φ6に関しては、ダイス鋼(SKD11が主体)用のガンドリル加工の工具を取り揃えています。同業他社では絶対にまねできない領域があります。
SUJ2シャフトは、SK材よりも安価で、焼入れ性、メッキ性も悪くなく、シャフトに使用する素材としては非常にすばらしい素材です。弊社では、SKD11やSKD61などの真空焼入れ後の素材へのガンドリル加工による深穴加工も積極的に行っております。
SACM645の調質シャフトへのガンドリル加工での深穴加工です。 弊社のガンドリル加工では、通常ケガキ線は必要ないのですが、御客様が入れて来られたので、それに合わせて深穴加工しました。外径が一部加工されているので、ワーククランプ位置に少し苦労しました。
Φ6.1mm貫通穴 33ヶ所×2枚 材質はS55Cで、t22x350x350プレートに対し、ガンドリルでφ6.1mmの貫通穴が33ヶ所、それが2枚あり、非常に時間の掛かる深穴加工でした。御客様からの支給材の到着日が遅れた為、納期に追われる大変な仕事でした。このようなプレートへのガンドリル加工は、非常に得意分野です。
KD61のシャフトへのガンドリルおよび旋盤加工です。深穴加工の内容は大したことはありませんが、φ3.0x170mmの止まり穴が20ヶ所加工されており、旋盤加工後のガンドリル加工穴と外径との肉厚が1.2mmしかありません。こんな、ちょっと面白いガンドリル加工も得意としています。
ヒータ穴のφ6.1x350mm貫通が18ヶ所+温度センサー用φ2.5x175mm止まり穴1ヶ所。無酸素銅は、ガンドリルの刃先への溶着が発生しやすく、また素材の厚みも薄いため、深穴加工には細心の注意が必要。無酸素銅だけでなく、タフピッチ銅、クロム銅などさまざまな銅系材料へのガンドリル加工も可能です。
この深穴加工の難しさは、ワークと穴の肉厚が0.5mmしかないところです。他社では破れてしまったり、穴が大きく曲がったり、加工はできたけれども、表面が膨れてしまったりという報告があります。弊社では、独特で本当に特別なノウハウがあり、穴の曲りを究極に抑え、さらに表面が膨れない対策があります。
御客様からの支給材に対しての深穴加工で、φ15.0x200Lの止まり穴、φ3.0×210の貫通穴(軸部分外径はφ14.96~φ14.97)加工。御客様からの細かい希望にそった深穴加工対応でした。硬度材の場合、加工径の仕上がりはほぼ刃物径に近づきます。このような支給材や希望にも対応しています。
お客様から依頼のあったこの材質は、特許の関係で成分は非公開という未知の材料でした。インコネルで2本加工にチップ10個使用、加工時間が1本約5時間と、その後ガンドリル加工でも刃先が摩耗でボロボロになるという至難の深穴加工でした。未知の材料にも知識と技術で対応いたします。
写真ではわかりにくいですが、中央部の2つの穴を斜めに深穴加工することで見た目以上に時間のかかりました。
通常、ガンドリル加工での斜め穴は同業他社はどこも嫌がりますが、弊社では治具や加工方法、条件を吟味して、常に挑戦しています。深穴加工にお困りであれば不二新製作所にご連絡下さい。
加工径は、φ8.15と通常では存在しないガンドリル径ですが、このような特殊な径のドリルも弊社では多数存在します。この深穴加工の難しさは、加工径だけではなく、素材外径と加工穴との肉厚、加工位置です。今回は両側から貫通しましたが、弊社では、「高精度加工」があり、片側から貫通することも可能です。
ガンドリル加工としては、ごく普通の量産品加工です。並べてみると魚の卵のようで気持ち悪いかもしれません。弊社では1本からでも、高品質、短納期で対応させて頂きます。また、量産では、1,500個/月程度までの実績があります。単品~量産まで、どんなことでも是非一度御問合せください。
単品で少し大きめワークへのガンドリル加工です。納期的にはかなりお急ぎだったので忙しい加工になりました。材質はSUS316Lでしたが、工具の摩擦がほかの材質と比べて、まったく違います。このような短納期もお受付しております。ぜひお問い合わせくださいませ。
単品で少し大きめワークへのガンドリル加工です。納期的にはかなりお急ぎだったので忙しい加工になりました。材質はSUS316Lでしたが、工具の摩擦がほかの材質と比べて、まったく違います。このような短納期もお受付しております。ぜひお問い合わせくださいませ。
打合せと違った状態で支給されたであったため、加工よりも加工準備に苦労したワークでした。今後、打合せ内容を守ってもらえないワークはやらない!と思いながらもまた引き受けてしまう…こんな無茶なワークも、チームワークで乗り切るのが不二新です!
ガンドリル加工のサンプル品。穴と穴の肉厚は0.4mm(穴間ピッチで2.2mm)。休みも利用しながら、約2.5日かけてようやくできたサンプルです。
今日は我ながら、凄いと思えるガンドリルのサンプルを作ってみました。
私たちが得意とするのは、ガンドリルマシン・BTAマシンによる細穴加工と深穴加工です。弊社ではガンドリルマシン・BTAマシン・CNC複合旋盤を複数台設置、徹底した効率化と高度化を図り、国内外からのニーズにお応えしています。
また、人材育成とガンドリル・BTA周辺装置更新を積極的に行い、社内生産効率を大幅アップに成功し、材料手配から納品までをより高品質・短納期対応可能な仕組みを確立しました。
金属加工は数千年の歴史があります。諸説ありますが、太古の金発掘が金属加工の始まりといわれ、飛行機や船といった大掛かりの金属加工や、銅像や車といった中程度の加工、スマホや硬貨といった…
溶接のことなら株式会社無双にお任せ下さい!ステンレス・アルミから、鋳物・チタン等の特殊金属まで、金属溶接・機械加工を高品質・短納期で対応いたします。図面1枚で材料手配から完成まで…
ガンドリル加工やBTA加工についてのお問い合わせは、お電話か下記のメールフォームよりお願いします。ガンドリル加工やBTA加工の材料となる金属材の手配から、ガンドリル加工やBTA加工まで一貫生産をより高品質・短納期で金属加工ができる仕組みを確立しています。他社で「できない」と断られた難しいとされている金属加工(ガンドリル・BTAなどの深穴加工や細穴加工)もぜひご相談ください!お問い合わせは、お電話か下記のメールフォームよりお願いします。
各種書類のFAX送信は
06-6794-5881