SCM415シャフトへ6-φ6ガンドリル
2012.06.21 Thursday 23:23
SCM415加工品へのガンドリルです。
加工自身はφ6x420L貫通を6ヶ所(均等配)でガンドリル加工するだけなのですが、外径が加工されており、ワークの芯出しに苦労しました。
内径もφ14で加工後にねじ加工されているので、切削熱のバランスが悪く、経験上おそらく外側へ曲りやすくなると判断しました。
幸いにも、2012年2月に開発導入した新型ガンドリルマシンが段取り替えに入っていたので、無理やり工程に入れ込み、φ6の開発中ガンドリルを使用して、完璧な状態で加工に入りました。
それでも・・・やはり出口側では0.05~0.1程度の芯ズレが発生しました。
φ6で420L加工して上記の曲りだと、通常のガンドリル加工からすればほぼ完璧に近い状態なのですが、目標は常に0です。
さらなる技術向上を目指して明日からも精進しますので、穴の曲りでお困りのときには、是非一度弊社の加工を味見してください!
ガンドリル、複合旋盤、BTAでの加工は大阪の不二新製作所へ