ガンドリル加工実績 特殊形状シャフト
連日のブログ更新です。(3日坊主は何とか脱出!)今日も複雑な形状をしたアルミ系のシャフトを紹介します。久々にガンドリルの加工も入っています♪
A6061-T6という材料
今回ご紹介するガンドリル加工の材質はA6061-T6という材料です。A6061という材料は、アルミ系材料の中でも耐食性が良いため、弊社ではマニホールドの加工などにも時々使われています。マニホールドの場合は、相当短くない限り、ガンドリル加工が必ず含まれますので、我々がもっとも得意とするところです。
後ろについているT6というのは、溶体化処理後に人工時効硬化処理したものを示しています。更にA6061はアルミにも関わらず、T6処理した時点で、SS400に匹敵する強度をもつ材料となります。では、材料の説明はこのへんにして、加工の方へ。
A6061-T6のガンドリル加工
今回も形状が複雑で、丸棒からの完全削りだしです。工程を説明しますと、材料手配~旋盤で端面引き~ガンドリルφ7×320止まり穴~旋盤で外径、ネジ切り等~マシニングで横穴、タップ等と、まあ書くのは簡単なのですが、結構大変な部分もありました。
一番大変なのは、角になっている頭の部分に少しピンのように出ている部分があるのですが、これが実はφ8h7公差が入っているんです。なんだφ8h7公差か!と言われる方もいるかもしれませんが、旋盤で加工するのではなく、マシニングのミーリングでφ8h7を 安定して加工するのって意外と大変なんです。
ガンドリル加工まとめ
穴だったらいいですよ。リーマを通したり、ボーリング加工で仕上げたりできますから。ここまで加工して、ミーリングで、その部分だけをφ8h7残すときの緊張感は加工をされたことがある方なら、きっと理解してくれるはず!しかもそれが形違いなどを含めて、8本もあったら結構プレッシャーだと思いません?とまあ、加工も無事に終わりまして、寸法もバッチリです♪
最近、現場もアルミ系、ステンレス系の加工がどうも好きになってきている感がありますな~ 特にアルミ材料は傷に注意しないといけませんが、 切りくず処理を含めて、ワークへの意識も高まりますので、そういう時期があってもいいかもしれませんねwwまた、長くなりましたが今日はこのへんで♪ガンドリル加工、複合旋盤、マシニング、BTA加工のことなら大阪の不二新製作所へ
ガンドリル加工で世界一をめざしています!
私たち株式会社 不二新製作所は、細穴加工において、ガンドリルマシン・BTAマシン・CNC複合旋盤を複数台設置、徹底した工程の効率化と高度化を図っています。高品質・短納期で提供できる仕組みを確立、それにより、国内だけでなく、世界中から寄せられる様々なニーズに、対応させていただいております。
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